微細藻類による温暖化ガス固定システムの研究

 
  温暖化ガスである CO2の固定法としてバイオマスが考えられています。バイオマスには森林・穀類・藻類・珊瑚・光合成細菌などがあり、その中でも微細藻類は陸上植物対比数倍の CO2固定能力を持つと言われています。

本研究室では、企業と技術協力を行って微細藻類培養のバイオリアクターシステムを採りあげ、 CO2・栄養塩・太陽光照射を効率よく循環させるため、流れの可視化や CFD等の流体力学的な手法を用いてその効率化を図ります。さらに、電力自由化で増大する小規模発電や工場のボイラー等から排出される化石燃料起源の CO2を固定化するシステムの構築を計画しています。

ドーム型バイオリアクター

培養容器内流れの解析結果例

メンバー:臼井 眞介(B4)