コマンド形式 :

コマンド 引数1 引数2 … (注)コマンドは小文字が多く、コマンドにオプションがある場合、オプションの前にマイナス(‐)が付く.

 

ログイン

 

login :         →ユーザログイン名を入力

Passwd :        →ユーザパスワードを入力

 

 

簡単なコマンドの実行

data          →今の日時

Web Nov 7 00:08:14 JST 2001

who           →ログインしているログイン名、ターミナル番号、ログイン日時

rtjung  ttyp3   Oct 30 08:59

ls            →現在ディレクトリの内容を表示

 

(注)%か$は一般ユーザのプロンプト、#はス―パユーザのプロンプト

 

ログアウトする方法

1.  Cntlキーとdキーを同時に押す.

2.  Exitコマンドを実行する.

 

 

UNIX 基本的なコマンド

コマンド

役割

kill

プロセスを修了させる

kill プロセス番号

ps (report Process Status)

プロセスの状態に関する情報を得るためのコマンド

ps –aux

rlogin (Remote LOGIN)

現在利用している端末からリモートホストにログインする

rlogin 端末名

telnet

ネットワーク接続されている端末に仮想端末として動作させるコマンド

telnet 端末機名

man (Manual)

オンラインマニュアルを見る

man コマンド

pwd (working directory name)

現在のカレントディレクトリを確認

pwd

cd (Change working Directory)

カレントディレクトリを変更

cd / : root ディレクトリへ移動

mkdir (Make DIRectory)

新しいディレクトリを作る

mkdir ディレクトリ名

rm -r (Remove Directory)

ディレクトリを消去

rm -r ディレクトリ名

cp (CoPy files)

ファイルやディレクトリのコピーを行う

cp old_file new_file

ls (LiSt contents of directories)

カレントディレクトリにあるファイルの一覧

-a : 全ての内容を出力

.profileなど)はリストされない

-l : 内容を詳しくリストする

-F : ファイルの後にディレクトリなら、実行可能ファイルなら‘*’をつける

ls –alF

 

total 3    @

drwxr-xr-x     12    rtjung        system     512  Nov 2  02:07   ./

drwxr-xr-x      3    root          system      512  Nov 2  16:44   ../

-rwxrwxrwx      1    rtjung        system    1011  Nov 2  21:55    TEC.12000

-rwxrwxrwx      1    rtjung        system    1343  Nov 2  22:21    a.out*

A    B         C       D             E        F          G           H

 

@ディレクトリ中に使用しているブロック数

Aファイルタイプ:−普通ファイル、dディレクトリ

Bパーミッションモード(read,write,excute順)

Cリンクカウント

Dファイルの所有者名(オーナ名)

Eファイルが属しているグループ名

Fファイルの大きさ

Gファイルを最後に更新された時の日時

Hファイル名

 

Mv (MoVe or rename files)

ファイル・ディレクトリの移動

mv old_name new_name

Rm (ReMove files)

ファイルとディレクトリを消す

-f:書き込み保護を無視して、ファイルを削除する

-r:全てのファイルとサブディレクトリの削除を許す

-i: 個々のファイルごとに、判断をあおぐ

ワイルドカード・キャラクタ

  :任意の1文字に適合する

*   :任意の文字例にマッチする

[][ ]に囲まれた文字のうち任意の1文字にマッチする

-           : [ ]とともに用いて、文字の範囲を指定する

cat (conCATenate)

ファイルの表示、連結を行う

cat ファイル名

chmod (Change MODe)

ファイルやディレクトリの保護モードを変更

 

モード

@オクタルモード

r,w,xの許可は3ビットの情報であるため、それを8進数1桁で表し、所有者、グループ、そのたのユーザに対する保護を8進数3桁で指定

 

所有者、グループ、その他

rwx     rwx     rwx

421     401     021

                (例)753rwxr-x-wx : グループとその他は書き込み禁じ

 

Aシンボリックモード

[ugoa] [+-=] [rwx]

 

[ugoa]

    u:所有者、g:グループ、o:その他、a:u,g,o全ての人、(注)何も指定しない場合aになる

  [+-=]

        +:許可を与える、-:許可を取り消す、=:全てを取り消す

  [rwx]

        r:読み込み、w:書き込み、x:実行

 

  (例)ug+w,o-w:所有者とグループの書き込みを追加し、その他の書き込みを消去する

 

(注)保護モードの変更はファイルの所有者かス―パユーザしかできません.

more

長い内容を一画面分の長さに区切る

ls –al | more

cat ファイル名 | more

head

ファイル中の先頭から指定された行数の行を出力

head (–10) ファイル名

tail

ファイルの指定された行数から最後まで出力

tail (-10) ファイル名

split

一つのファイルをいくつかのファイルを分割する.

split [-行数][ファイル名]

[出力名]

cut

ファイル中から選択した列を切り取る。

cut [列数-列数][ファイル名]

paste

一つまたは複数のファイル中の行を連結する

paste ファイル名 …

cmp

ファイルの比較をキャラクタ単位で行う

cmp ファイル名 ファイル名

diff

ファイルの比較を行単位で行う

diff ファイル名 ファイル名

comm

ファイルの共通行を知る

comm ファイル名 ファイル名

sort

ファイルの内容について行ごとの並べ換えを行う

sort –r ファイル名 :降順にソーティリンクする

grep

ファイルの中から特定の文字列を含む行を出力

grep jung us.for

grep –l jung * : ワーキングディレクトリ中の全てのファイル中から文字’jung’が存在するファイルのファイル名を出力

Wc

ファイル全体の大きさを知りたいとき

wc ファイル名 : ライン数、ワード数、文字数

find

ディレクトリをパスしながら目的のファイルを探す

find * -name us.for –print : ワーキングディレクトリ中の’us.for’のファイル名を探す

Pr

ファイルを標準出力する

pr us.for > /dev/lp

lp

プリンタの使用順を待って、出力

lp –dxerox –n2 us.for : プリンタ名xeroxに、ファイル’us.for’2回繰り返して出力

cat us.for | pr : パーミッションの問題出てきたら