CCSSEA-JPNCCSEA-JPN
「CCSEA-JPN」はCCSEAからトリプルシーと呼んでおります。この組織は、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 海洋環境モデリング統合学研究室を中心に、一般財団法人電力中央研究所、株式会社環境総合テクノス、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所、公益財団法人海洋生物環境研究所、公益財団法人地球環境産業技術研究機構、国立研究開発法人産業技術総合研究所、日本エヌ・ユー・エス株式会社(五十音順)の研究者による、二酸化炭素海底下地層貯留の環境影響評価に係る研究ネットワークです。
目的目的
本ネットワークは、海底下地層貯留の環境影響評価の確立とそれに資する活動を通して、大規模実証の円滑かつ安全な実施、その後のCCSの事業化・商業化の促進、並びに日本のCCS技術の海外展開の支援を目指します。
CCSとはCCSとは
二酸化炭素回収・貯留(CCS)は、火力発電所等の大規模排出源の排ガスから二酸化炭素を分離・回収し、地中または海洋に長期間にわたり貯留または隔離することにより、大気中への二酸化炭素の放出を抑制する技術です。近年、大気中の二酸化炭素を短期間で大幅に削減する有力なオプションとして国内外で注目を集めています。
実用化に当たっては、環境影響評価及びモニタリングの高度化、法令等の整備、社会受容性の確保などの課題の解決を図る必要があります。 日本の大規模実証では海底下地層貯留が計画されており、実証以降も同貯留法が主流になることが見込まれます。
新着情報news
- 2016年5月20〜30日
- 英Ardmuchnish湾にて、SAMS(スコットランド海洋科学協会)の支援を受け、2012年CO2海底漏洩実験の残存CO2および自然電位の観測を実施しました。
- 2015年1月31日
- CCSEA-JPNワークショップが開催されました。
- 2014年9月29日
- Nature Climate Changeに掲載されました。
- 2014年9月26日
- サイトをオープンしました。